『名探偵コナン ゼロの執行人』マニアックな考察&無料期間ありで見る方法

『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018)1時間49分

ネタバレが多数あります。このページではありきたりなあらすじ、見どころ、感想などはありません。

原作・アニメ未試聴の方には、理解しにくい点が多々ある今作。
原作ファンならではの原作も読み直したくなる考察をしてみました。

黒田管理官の正体は?ゼロの執行人で明かされた真実!

※ネタバレがありますので、Huluなどで一度鑑賞してから読んでくださいね

劇場版シリーズ第17作「異次元の狙撃手」からコナンシリーズは「原作とのリンク」を盛り込んだ作品作りを行うことで、原作ファンからの支持を集めているように感じます。

ゼロの執行人は「安室透は敵なのか、味方なのか」が一つのテーマとなっていますが、原作・アニメファン以外には彼の立ち位置は分かりづらいです。コナンの本筋として黒の組織との対決が描かれていますが、その組織に潜入しているのが公安警察所属の安室です。コナンは警察側であることから味方と認識していますが、安室はおなじ味方サイドの赤井秀一を恨んでいることから必ずしも一枚岩にはなっていません。その辺りの立ち位置のあやふやさが本テーマにつながっています。この辺りは原作・アニメ未視聴の方には少し伝わり辛いことです。

そんな中で安室と同じく敵か味方かが分からない人物が原作者の青山剛昌先生が描くキービジュアルで安室以上の大きさで描かれている警視庁捜査一課の管理官、黒田兵衛です。

現在、本編で展開されている「ラム編」の最重要人物の一人でありラムなのではないかと疑われている容疑者でもある黒田は、本作でも怪しげな行動を行っていました。

その筆頭が物語の中盤で発せられた

「抜かるなよ、○○○○」

のセリフです。

○○○○の部分は口パク演出になっており声が発せられなかったため何を言ったのかの真相はわかりません。口の形から「バーボンではないか?」と多くの予想がされたこのシーン。「バーボンと呼ぶなら黒の組織の関係者、つまりラムではないか?」とも考察されましたが、本作の公開から3年が経過したこともあり、徐々にその全貌が見えてきました。

原作95巻で黒田と安室が電話するシーンが描かれ、黒田が「抜かるなよ、バーボン」と発しています。これにより劇中の口パクのシーンも「バーボン」と発しているのがほぼ確定となりました。(映画の伏線を原作で回収する新しいパターンです)

これにより黒田は安室がバーボンであることを知っていることが明らかになりました。

では「黒田=ラムなのか?」というと、ことはそう単純ではありません。

そのヒントも実は「ゼロの執行人」に隠されています。

作中で安室は「裏の理事官」というキーワードを発しています。この裏の理事官とは公安警察の統括役として現実にも存在する役職で、いうなれば作中の安室の上司に当たる人物です。私自身、これこそが黒田兵衛の正体なのではないかと考えています。

その根拠となるシーンがもう一つ、作中で描かれています。

物語の終盤、警視庁へと落下する衛星を打ち落とすべくコナンらは奔走しますが、当然、内閣総理大臣を含む閣僚級メンバーも緊急会議を行っていました。その会議の出席者の一人に黒田が直接、何らかの報告(もしくは連絡、相談)を行っているのです。

前述の通り黒田は警視庁の捜査一課の管理官ですが、その上には理事官、課長が存在します。またその上には刑事部長、副総監、警視総監とさらに上位の役職が存在します。

総理大臣を含む閣僚会議にいち管理官である黒田が直接報告するなんてことがありえるでしょうか?

公安警察は主に国家体制を驚かす事案に対応する組織です。そのためその理事官の指揮系統は時に警察庁を飛び越え閣僚級の人物が関わることすらあります。

つまり、黒田が「裏の理事官」であった場合のみ、前述の緊急会議でのシーンが成立するのです。

安室の上司であれば当然、安室が組織に潜入しバーボンのコードネームを貰っていることを知っています。そのため安室のことをバーボンと呼んでもおかしくないわけです。もちろん、わざわざバーボンと呼ばずに「安室」や本名の「降谷」と呼ぶのでは?との意見もありますが、公安捜査官はその正体を隠すために顔や本名を隠すことが多いので、潜入先のコードネームを呼ぶことにそこまでの違和感はありません。(もっとも組織によって安室に盗聴器が仕掛けられていた場合、黒田との会話を聞かれることで潜入捜査官であることがバレるリスクもあります。我々視聴者へのサービスの側面が強いのは事実です)

以上、「ゼロの執行人」に隠された原作ファン向けの考察を紹介しました。

原作を知ることでさらに楽しめる本作。映画だけのファンの方は原作読了後に本作をもう一度鑑賞することで、新たな発見があると思いますので楽しんでみてください。

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(C)青山剛昌/名探偵コナン製作委員会