体調を崩し寝込んでいた灰原。
そこに蘭が看病しに来てくれますが、灰原は突然寝たフリ…。
コナンはその姿を見て、
「お前が世話好きの蘭みたいなタイプを好きじゃないのは分かるけど。何だよ、シカトかよ」
とムスッとします。
それを聞いた灰原は、「何にも分かってないのね」と言います。
これは一体どういう意味なんでしょうか?
そこでその言葉の意味を3つ推察しました。
①コナンの事が好きなので、蘭に嫉妬している
②蘭が灰原のお姉ちゃんに似ている
③自分に関わる事で、無関係な人を失いたくない
この3つの理由について、ひとつずつ解説していきます。
①コナンの事が好きなので、蘭に嫉妬している
灰原は何度もコナンに命を救われています。
『自分はいつ死んでもいい』、『このまま死んでしまおう』
そんな事を考えながら何度も自殺を試みようとします。
しかし、その度にコナンが助けてくれるのです。
熱を出して寝ている時、夢に出てくるのは、何度も自分を励ましてくれるコナンの姿…
(そしてこの夢の後、胸をキュンとさせるようなピアノのBGMが流れます)
いつも助けてくれて側で守ってくれる、そんな人に惚れない女の子はいないでしょう(笑)
…というのは個人の意見ですが、その可能性は十分あると思います。
蘭とコナンの関係を知っているからこそ、このような態度に出してしまったのではないでしょうか?
②蘭が灰原のお姉ちゃん【宮野明美(みやのあけみ)】に似ている
亡くなってしまった灰原のお姉ちゃん【宮野明美(みやのあけみ)】が、蘭に似ているからなのでは?と推察しています。
その理由は、第345話で撃たれそうになっている灰原を蘭が助けた時。
「お姉ちゃん…!」と心の中で蘭の事を呼ぶシーンがあります。
これは灰原が、蘭のことを自分のお姉ちゃんに見立てているから、自分とは関わらせたくないのではないでしょうか?
③自分に関わる事で、無関係な人を失いたくない
黒の組織に関わった人たちは何人も殺されています。
その中には、組織とは直接無関係だったけれど、死んでしまった人たちもいます。
蘭が優しくしてくれるのは嬉しいけど、
「仲良くなってしまったら、自分に関わった事で組織に狙われるかもしれない。」
そんな考えに至ってしまうのでしょう。