「女子高生探偵」世良真純、初登場!が、作者の思惑とは違う形で人気に?

世良真純は原作者の青山剛昌先生からの挑戦状のように思います。
まず間違いなく男性人気を得るために登場させたキャラクターです。

いわずもがなコナンファンに女性が多い理由は、
登場する人気キャラクターのほとんどが男性だからでしょう。
特に探偵は、工藤新一、服部平次、毛利小五郎、白馬探などほとんどが男性です。

そんな中、アニメ479話「服部平次との3日間」(通称、探偵甲子園編)で登場した探偵:越水七槻は一人称が「僕」のいわゆる「ボクっ娘」で、
ゲストキャラクターにもかかわらず絶大な男性人気を獲得しました(主役のゲーム依頼まできたほど)。

ただ七槻は服役することから再登場できないため、青山先生がその変わりとして登場させた「究極のボクっ娘」が、世良です。

名前を見ただけで勘のいい方には彼女の素性はバレバレなのですが、(”セラ・マス”ミ)
登場初期からコナンが新一であることを疑う行動をとり当時、正体がわからなかった、

バーボンなのではないか?

と考察の対象になりました。

従来の人気キャラの毛利蘭は純粋なメインヒロインとして人気を獲得し、
それと対をなす灰原も初登場時(第129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」)こそ敵か味方かわかりませんでしたが、その後すぐにコナンの胸で涙を流す「素の一面」を出すことで男性ファンの心をがっちりつかんだ印象です。

ただ世良は、本エピソード以降もミステリアスな行動を続けており、
日常パートで見せる「底抜けの明るさ」が彼女の素なのかが分かり辛く感じられたことから、
純粋な人気以上に「彼女は敵なのか、味方なのか」という考察対象になってしまいました。
その結果、作者の思惑以上には人気を獲得できていないのかなという印象です。

ただ徐々に彼女の立ち位置も明らかになりその素顔も描かれていることから、
これから人気が上昇するキャラだと思います。

男とは女性の素の一面に弱い生き物なのです。